「糖尿病自己注射に関わる医薬品の適正使用に関する検討委員会」からのお知らせ

 ご意見、ご提案などがございましたら(jpds-tekisei@jpds.or.jp)へメールにてお願い致します。

  • 2019年1月4日委員会発
    “糖尿病治療用注射製剤に関わる「補助具」の適正使用のための留意点”
     学会編集の「糖尿病の薬物管理必携 糖尿病薬物療法認定薬剤師ガイドブック(じほう)」の追加内容として、インスリン注射製剤やGLP-1受容体作動薬の自己注射用注入器・注射針の操作時に用いる補助具を安全かつ有用に使用するための留意点をまとめましたのでお知らせいたします。
    pdf詳細はこちらをご覧下さい。
    pdf英文版はこちらです。

※てびきの販売開始(2021年10月19日)に伴い、てびきの閲覧は一部のみと制限させていただきますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

「日本糖尿病協会 糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会」より
https://www.nittokyo.or.jp/modules/doctor/index.php?content_id=38
★インスリン製剤(超速効型、持効型)およびGLP-1受容体作動薬の注射製剤の区分表示について

 インスリン製剤やGLP-1受容体作動薬の取り違えによる事故を防ぐために、「超速効型インスリン製剤」と「持効型インスリン製剤」、そして「GLP-1 受容体作動薬」の区別をよりわかりやすくするための各社共通の「製剤区分マーク」を策定した。2018年3月には、該当する全製剤に表示されるようになっている(日本糖尿病協会 糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会)。薬剤師はこれらの製剤を取り扱う際や患者への使用説明の際、これらの製剤区分表示を活用し、取り違い防止に向けた取り組みを強化してもらいたい。
インスリン製剤およびGLP-1 受容体作動薬の取り違い防止を目的とした製剤区分マークについてDM Ensemble Vol.5 No.3 p34

★血糖自己測定器の保守点検〜正確な測定のための機器の管理を啓発〜について

血糖自己測定管理に携わる医療者ヘの保守点検の推進啓発リーフレットならびに保守点検運用マニュアルを作成した。これらの資材をご確認し、自己検査用グルコース測定器保守点検の推進および患者への適正使用の啓発にご協力いただきたい。
リーフレット「血糖自己測定器は保守点検を実施しましょう」
自己検査用グルコース測定器 保守点検運用マニュアル
保守点検様式
「血糖自己測定を正しく行うために」さかえ2016年12月号p34-37
「血糖自己測定器を正しく使えていますか」さかえ2018年11月号p27-31
自己検査用グルコース測定器(SMBG機器)の保守点検に関する啓発資材のご案内

★検査時のCGM・FGM・CSIIの取扱(X線、CT、MRI等の検査時のCGM・FGM・CSIIの適正な取扱を啓発)について

インスリンポンプ(CSII)並びに持続グルコース測定器(CGM・FGM)を使用中の患者がX線、CT、MRIなどの検査を受ける場合、取り扱いに関する注意事項を遵守する必要がる。そこで、日本糖尿病協会 糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会では、いくつかの啓発資材を作成し、検査時のCSII・CGM・FGMの適切な取り扱いの推進を呼びかけている。
検査室前に掲示する患者向けポスター
製品ごとの取り扱い一覧リーフレット

★針刺し事故などを防ぐために適正処理の理解を広めるための資材作成について

日本糖尿病協会 糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会では、廃棄物適正処理啓発パンフレット「正しく捨ててる?在宅医療廃棄物」を制作した。各医療機関や、患者の居住自治体によって排出先は異なることから、作成した資材を利用して患者に適切な廃棄物処理を周知するよう呼びかけている。

・廃棄物適正処理啓発パンフレット「正しく捨ててる?在宅医療廃棄物」印刷用PDF
  ・3つ折り両面印刷用
  ・1ページずつ印刷用

・パンフレットについてのQ&A

   廃棄物適正処理Q&A