日本くすりと糖尿病学会糖尿病認定薬剤師制度(P06)について
●試験保留申請書/再受験依頼書 ← 詳しくは、認定薬剤師制度規程第28条をご覧ください。
日本くすりと糖尿病学会の「糖尿病薬物療法認定薬剤師制度(糖尿病薬物療法認定薬剤師)」は、第三者評価認証機関である薬剤師認定制度認証機構(CPC)より特定領域認定制度(P認定)のプロバイダー認証を承認されました。
特定領域認定制度とは、特定の分野・領域についての薬剤師としての職能を高めるために、適切に計画された学習を修めて知識・技能を修得した成果を認定します。一般の病院勤務の薬剤師や保険薬局の方々もこれに挑戦することができ、薬剤師の積極的業務活動に有効なアピール力を持ちます。これを取得することにより、「かかりつけ薬剤師制度の申請」が認められます。
○薬剤師認定制度認証機構(CPC)の認定単位の実施時期
P認定単位シールの発行は2020年より開始いたします。2021年より「糖尿病薬物療法認定薬剤師制度」はP認定に基づいた新制度となります。2021年度申請までは他のプロバイダー発行のシールを使用した単位申請が可能ですが、2022年度申請からはP認定単位が規定の単位数必要となりますので、「申請単位一覧」をよくご確認ください。
○薬剤師認定制度認証機構(CPC)の認定単位についての互換性
薬剤師認定制度認証機構(CPC)よりプロバイダー認証されている機関の発行する認定単位と単位の互換性については、薬剤師認定制度認証機構(CPC)ホームページに掲載されている「認証機構により認証された認定制度リスト及び他のプロバイダーの単位等の受け入れ条件」をご覧ください。
また、当学会の特殊領域にて承認する認定単位は、糖尿病に関した研修・講習会、e-learningとなりますので、プログラムを添えて頂く必要がありますので、ご注意ください。
新たな糖尿病薬物療法認定薬剤師制度の運用の変更に対してご理解いただき、是非多くの会員の皆様に「糖尿病薬物療法認定薬剤師」を目指していただきたくことを期待します。
この認定制度は、履修薬剤師を必ず取得しなければならない教育システムです。
認定取得者として登録できるのは「糖尿病薬物療法認定薬剤師」のみとなります。
糖尿病領域における薬物療法のエキスパートとして、患者様を中心としたチーム医療に貢献できる薬剤師を目指し、「糖尿病薬物療法認定薬剤師制度」の認定を是非取得して下さい。
<認定薬剤師の役割>
地域の保健・医療において、糖尿病や合併症の予防・治療に関する知識と技能を備え、根拠に基づいた最新の薬学的見地からそれらを患者が適正に実践できるよう各々の立場(職務)において貢献する。また、積極的に学術・研究活動を行い、薬剤師やメディカルスタッフなどに対しても指導的視点を持って協働する。
<認定薬剤師のGIO>
糖尿病治療において全人的医療を行うために、医薬品・医療機器の特性と患者の背景・事情を把握し、患者が自ら適正な薬物療法を継続して実践できるよう、多角的に問題点を発見・抽出し、主体性を持って最新の薬学知見に基づいた提案・解決する能力を修得する。